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English school for children and young adults in Sapporo

インターナショナルスクールのカリキュラムについて

エネルギッシュな夏も過ぎ去り、短い秋を楽しみながら冬の気配を感じる季節に入ってきました。

今回は1年前の娘の成長を振り返りながら、インターナショナルスクールの様子をご紹介したいと思います。

 

インターナショナルスクールの夏休み期間は6月から2ヶ月ほどあるので、その間の1カ月間ほど、地元の小学校にも通っていました。インターナショナルスクールの新年度は8月下旬に始まるのですが、その時期、長女ミアは、進級すること、新しい友達や先生に会うことにワクワクドキドキで過ごしていました。

 

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インターナショナルスクールのカリキュラムは、日本の教育システムと全く異なっています。

 

日本の小学校で配付される、文部科学省で指定されているような教科書や、国語、理科、社会といった体系的な科目は、HIS Nisekoにはありません。基本的にはノートと筆記用具、タブレット端末などを利用し授業を受けます。

基本科目として、「International Primary Curriculum」(通称:IPC)、「Singapore Math」(シンガポール数学(*1))、「Reading」(読み)、「Writing」(書き)があります。

 

IPCというのは、2000年に開発された比較的新しい初等教育カリキュラムです。世界には「国際教育ブランド」というものが複数あり、IPCはその中のひとつとして、世界98カ国、2,000校で採用されています。

日本の義務教育を受けてきた私たちには想像しにくいですが、具体的にいうと、芸術、地理、歴史、ICT&コンピューティング、音楽、体育、科学技術、国際の9つの科目のための学習目標が掲げられており、130以上のテーマ別の学習単位があります。例えば『Freeze it!』という学習方法では、物質が固体から液体へ、液体から気体へとなぜ変化していくのか、ということを学びます。いわば理科ですね。では理科でよいのではないか、と思うところですが、テーマは似ていても学習するプロセスが違うようです。

 

(*1)シンガポール数学とは、シンガポール教育省が開発したフレームワークで、学生成績の国際評価の上位に一貫してランクインしている国、シンガポールで使用している教授方法とカリキュラムを指します。米国へ導入して20年が経過し、数学教育への一定の成果をあげているようです。

 

毎週木曜日は、生徒たちは年齢に関係なく人前でテーマに沿ってプレゼンテーションをする機会が設けられています。

 

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個人的には、日本の教育とは異なり楽しそうに感じますが、たくさんお便りが英文メールでくるので、仕事や家事の合間にさらっと確認するのが精一杯で、見逃してしまうことが多々あります(笑)。

 

夏休みの1ヶ月間、地元の小学校に通っていたときに感じたのが、1年生のときと違って2年生になってからの漢字、読解、算数のレベルが高過ぎてついていけず苦労していたことです。できるときに日本の小学1年生、2年生レベルの学習を家庭でさせてきましたがが、小3の今、漢字や算数が複雑になってきているため、日本の小学校の内容に沿った学習は、家庭では対応しきれなくなってきているように思います。親子ともども苦労している日々です😅

 

将来的に海外に移住する予定がある方や両親が共に外国人の方なら、お子さんをインターナショナルスクールに行かせる意味はあるかと思われます。しかし、「自由な発想を持ってもらいたい」ですとか「日本の教育に疑問をもっている」との理由でインターナショナルスクールに入れるのは、親にかかる負担が多大にあるかと思います!

 

現に娘ミアも、自由な校風から、好きなものを学校にもっていこうとするし、髪をピンクやブルーに染めたりピアスをあけたりしたい!と主張します。全体人数が少ないので3歳児から小6までのつながりで日々コミュニケーションをとるメリットはありますが、ピアスやヘアマニキュアをしている先輩たちからちょっと大人っぽい話を聞いたりして、影響を受けているようです。(我が家では、ピアスやヘアマニキュアは自分で管理できる年齢になるまで待とうね。と話しています。)

 

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インターナショナルスクールに通わせて私個人が感じてきたメリット、デメリットを含めお伝えしましたが、様々な意見があると思います。

 

ただ、娘が持つ特性を理解しようとしていただく先生やスタッフのみなさんに、とても感謝しています。お友達とけんかばかりの日々でも、学校には喜んで行っていることにありがたいと実感している今日この頃です。

 

※HISのカリキュラム部分をスクール側に許可をいただき抜粋させていただきました。

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